2017年6月5日月曜日

2017年 南米4ヶ国 ソロ・バイクツーリング レポート (2017 Solo bike touring report for South America)

1.ツーリング期間・走行距離 (Period/ Mileage)   

87日間  11,600 km走行 最大標高4,500 m(ペルー) 
87 days  11,600 km    Max elevation 4,500 m (Peru)
(2017年1月20日成田発 (Tokyo) ~4月16日成田着 (Tokyo) ) 
 
2.訪問国・走行ルート (Visited countries/ Route)
 



4か国訪問。 チリ⇒アルゼンチン⇒ボリビア⇒ペルー⇒チリ
       Chile⇒ Argentina⇒ Bolivia⇒ Peru⇒ Chile

(サンティアゴ、ピチレム、プーコン、プエルトモント(北部パタゴニア)、サンティアゴ、メンドーサ、ブエノスアイレス、コルドバ、サルタ、ウマワカ渓谷、ウユニ塩湖、ラ・パス、コカパバーナ、プーノ、チチカカ湖、クスコ、マチュピチュ、アレキパ、アリカ、アントファガスタ、ラ・セレナ、サンティアゴ)



購入バイク (Purchased bike)

中国製(Made in China)250 ccオフロードバイクMOTAR  XTR250をチリ、サンチャゴで購入、帰国時売却。

ペルー・クスコ手前の標高4,300 mの峠にて

4.ツーリング概要 (Touring summary)
  
(1)バイクの購入・登録・売却 (Buying and selling bike)

バイク購入には、納税者証明書が必要。納税者証明書取得のためには現地人の委任状が必要。納税者証明書取得後、サンティアゴのバイク街リラで、中国製250 ccバイクMOTAR  XTR250を約20万円で購入。旅行後に12万円でスイス人に売却。(詳細は、別途「南米バイク購入マニュアル」ご参照)(Refer to "Guide to buying a new motorcycle in Chile" in detail)

(2)バイク関連 (About bike)

1)タイヤレバー2本、前後輪アクスルシャフトスパナ他必要最低限の工具を購入。予備部品は、オイルフィルタ、前輪ブレーキパッド、後輪タイヤチューブ、アクセルワイヤ、クラッチワイヤを携行するが使わず。オイルフィルタは再使用可能!?タイプ。オイル交換は1,500 km(実際は3,000 kmで可)ごとに実施。バイク屋で2回交換、他は自分で交換。

2)購入時に耐久性の高い日本製チェーンに交換。予備ガソリン5㍑タンク用鉄製サイドキャリアーを旅の途中プエルトモントのバイク屋で加工、追加した。その後、自分でUSB電源取付。

3)点火プラグコード補修、タンクガソリン漏れゴムパッキンで補修、前輪ブレーキキャリパーのカバー共締めボルト位置改良(設計不良)、ヘッドライトランプ球2回、左後部ウインカーランプ1回交換、リアブレーキマスターシリンダ故障交換修理、マフラーカバー脱落不明、速度計指針折れのため集中メーターパネル交換。

4)高所でも、バイクのキャブレータ無調整で問題なし。しかし、エンスト多発。高度4,500 mで体感的には10%くらいの出力減。

5)不具合はいろいろあるが、エンジンは快調。パンク無し。ガソリンタンク容量10㍑、燃費30 km/㍑。

       チリ・プエルトモントのSURMOTOで大改修                      

ペルー・アレキパのTALLER DE MOTOSでブレーキ修理
                                                                                   
チリ・アントファガスタのBIG TRAIL
SERVICE で、ヘッドランプ交換と各部点検


 3)トラブル、ハプニング等 (Troubles and happenings)

1)旅半ばのアルゼンチン・コルドバの近くで本線と側道の段差で大転倒。バイクが破損、左足ねんざ、左足お皿部やけど傷、両手ひじ擦り傷の軽傷ですんだ。骨折しても不思議ではなかったが、旅を続けられた幸運に感謝。左足やけど傷がふさがるまで1か月以上かかった。携行した抗生物質軟膏で化膿どめ。擦りきれて破れたライダーパンツとシャツはそのまま着用するも、ツーリング終了後廃棄。

2)プエルトモントからアルゼンチン・バリローチェへの国境を通過できず。プエルトモントでバイク公式登録証取得後、サンティアゴまで引き返し、メンドーサ国境を越えアルゼンチン入国。


プエルトモント魚市場横の入江にて


メンドーサへ向けてアンデス山脈を登る


国境を抜けると、大渓谷の絶景が待っていた

3)アルゼンチン・メンドーサからブエノスアイレスまでの間に警察の検問が2回あった。2回とも訳もなくわいろを要求されたが、もちろん気合で乗り切る。アルゼンチンの警察は要注意。ここ以外の国での警察の検問はまったくなかった。

4)ボリビアのビジャソン入国後ウユニ塩湖まで300 km。トゥピサまでの100 kmは舗装路。最後の200kmは雨まじりで、泥水だらけの山岳未舗装路を悪戦苦闘しながら走破。川渡り2回あり。今回の旅程で最大の難所だった。

アルゼンチンのラ・キアカからボリビアへ入る


ウユニの溶接屋で壊れたサイドキャリアーの修理

溶接もできたし、ウユニ名物!?
のリャマの焼肉を食べに行く
5)ボリビア・コカパバーナからペルー国境通過時、税関でメンドーサで購入していたメルコスル(Mercosur)加盟国有効強制保険を見せた。しかし、ペルーはメルコスル未加入なのでペルーの強制保険を購入する必要があるとのこと。そこで、税関の指示で近所にいたタクシーで最寄りの小さな町へ保険購入に走るが、自動車保険はあるが、バイク用保険は売られていなかった。強制保険が無いので入国できない。困った。しばらくすると、最寄りのプーノで強制保険を購入することを条件に特別に通過を許可しようと、税関からの提案。お礼のチップをわたして問題解決。


チチカカ湖湖畔に立つインカの皇帝像


チチカカ湖の葦でできた浮島に暮らす先住民アイマラ族
             
          
6)ペルーのクスコ手前の山岳路を、2日間にわたり閃光と落雷の轟音がひびく雷雨の中、走行。雨宿りできるところもないので、直撃されたら死ぬなあ!?と思いながら走行。
古都クスコに着くと、美人白バイ隊員が待っていた!?
                                  
7)3月中旬頃、ペルーのアレキパ滞在中、ペルーのリマ近郊で大規模な洪水発生。ちょうどリマへ行く計画はなかったので幸運だった。ペルーの3月は雨季の終わりでよく洪水が発生するので要注意。

8)チリ北部のアリカからイキケまで310 kmだが、砂漠地帯のため途中ガソリンスタンドなし。イキケ手前でガス欠。予備ガソリンタンクから給油した。チリ北部砂漠地帯は町がないが、小さな町があってもガソリンスタンドがないところが多いので給油に注意。

チリ北部は海岸線まで砂漠が迫っている


9)
サンティアゴの北約1,000 kmのコピアポからラ・セレナに向って走行中に約130 kmにわたって、ひどい濃霧に遭遇した。100 m先の車のテールランプが見えない。片側2車線で、後続車は追い越し車線を追い抜いてくれたので助かった。このあたりは、道路標識に濃霧注意とある。

(4)その他情報 (Other information)

1)当初予定していたイグアスの滝、パラグアイ(日本人居住区、アスンシオン)、ナスカ地上絵等は行けず。もし行けば全走行距離15,000 kmとなり、あと3週間は必要。

2)バイク公式登録証(Padronと呼ばれる)取得は初期登録後15日後だが、バイク公式登録証はチリのどこの役所でも取れるので、国境近くの街まで移動して取得後出国すればむだがない。初期登録の有効期限は30日なので、バイク公式登録証取得プロセスがチリから南米ツーリングに出かける最大のポイント。バイク売却手続に1週間みると、旅程の内最低3週間はチリ滞在が必要となる。

3)ボリビアへはウマワカ渓谷を経由して入国。標高2,500 mのティルカラで1泊、標高3,000 mのウマウワカで1泊、標高3,500 mのラ・キアカで2泊滞在し完全に高所順応できた。



ウマワカ渓谷ではカーニバルの真っ最中

4)キャンプ用具、自炊道具は一切持たずに、ゲストハウス、民宿、安ホテルに宿泊。共同キッチンがあるところでは、ときどき自炊。

5)現地のスーパーでは、みそ、しょうゆ、インスタントラーメン、カレールー等の日本関連食品はほとんど売られていない。パン、チーズ、ハムの基本食は2か月も続くと飽きてきた。

6)チリでは、地下鉄駅、公園等でも公衆トイレはほとんどない。たまにあれば、すべて有料。ガソリンスタンドも市中心部ではトイレがないところもある。あってもガソリンスタンドのトイレはほとんど有料。アルゼンチンではガソリンスタンドのトイレは無料。南米は極端にトイレが少ないので驚く。
  
7)成田⇔チリ・サンチャゴ空路便は、ブリティッシュ・エアウエイズ(ヒースロー、マドリッド乗り換え)利用。                   

8)体重減4 ㎏(帰国時61 kg)、旅終了後のど風邪1回。下痢、発熱無し。高所では運転中頻繁に睡魔が襲うので居眠り運転注意。A型肝炎、B型肝炎、破傷風、黄熱病接種済。
 
(5)ツーリング詳細記事は、ブログアーカイブ2017年6月 愛媛新聞連載コラム記事「67歳ライダーの南米旅」(全12回)ご参照ください。(My touring report was posted for 12 times at local news paper)


5.南米バイク旅行補足情報 (Tips of bike tour for South america)

(1)旅行の季節 (Seasonality)

日本の気候と反対で、日本の冬が現地の夏である。チリ、アルゼンチンは春夏秋冬があり、11月~3月が夏である。チリ北部は砂漠地帯なので年間通じてほとんど雨が降らない。パタゴニアの南部は12月~2月の夏がベストシーズン。パタゴニアへ行く場合、12月~2月で旅程を組むのが基本。ボリビア、ペルーは乾季と雨季がある。乾季はそれぞれ4月~10月、5月~11月。雨季はそれぞれ、11月~3月、12月~4月であるので、乾季を選ぶ。ブラジルは5月~8月の冬以外が良い。その他の国は、赤道に近づくほど暑くなる。

(2)服装・装備 (Equipment)

ボリビアやペルー山岳部は、標高3,500 m以上なので気温は平地より20℃以上低いため冬装備が必要。
                     
(3)交通ルール (Traffic rule)

右側通行である。交通標識等は日本とほぼ同じか、違っても直感的に理解できるので心配ない。

(4)ガソリン代 (Gasoline)

チリ、アルゼンチン、ボリビア(現地人の2.5倍くらいの外国人価格)、ペルーとも日本と同様価格である。レギュラーガソリン1㍑@110円~140円くらい。現地表示は、オクタン価95。
スペイン語:95(ノベンタ イ シンコ)、現金払い(エフェクティボ)、お願いします(ポルファボール)、ガソリンスタンド(トイレ)はどこですか?(ドンデ エスタ ”ラ ガソリーナ・エスタシオン”(”エル バーニョ”)?)

(5)宿泊先と宿泊費 (Accommodation)

ゲストハウス、オステル、オスタル(ほとんど相部屋で朝食無し、共同トイレ、共同キッチン)@2,000円~3,000円くらい。オスぺダヘ(朝食付き民宿)、ホテル(朝食付き、個室)等。@2,500円~4,000円くらい。ユースホステルはほとんどない。予約不要。駐車場付きの宿は後述のアプリで見つける。
スペイン語:一人ですが、部屋ありますか?(ティエネ ウナ アビタシオン パラ ウナ ペルソナ?)いくらですか?(クワント エス?)

ウマワカ渓谷の宿はどこもカーニバルで満員
                                                             
メンドーサの宿はバイクを部屋まで入れれる
                  
6)飲食費 (Food and beverage expenses)

チリ、アルゼンチン、ペルー、ボリビアの順に物価が下がる。チリの物価は日本の8割くらい。ボリビアはチリの半値くらい。ゲストハウス、オステル、オスタルは共同キッチンがあるので、自炊可能。現地スーパーマーケットには日本食材はない。
                                                                                

チリ・サンティアゴの街角の移動八百屋

チリ・アントファガスタ魚市場の魚屋の看板娘

(7)パソコン、スマホ(アンドロイド)関連 (Related to P/C and smartphone)

1)パソコン・スマホ接続 (connection)

どこの宿も、WIFIがあるのでパソコンやスマホはWIFI接続のみで利用。通信SIMカード不要。

2)iOverlander

車やバイクでのオーバーランダーための必須アプリ。キャンプ場、ゲストハウスやホテルの位置情報、駐車場の有無、WIFIの強弱情報がある。修理時のショップ情報、国境情報や(悪徳)警官の検問情報がある。目的地の位置座標をOsmAndのお気に入りに登録するのが日課。オフラインで動作する。無料。このアプリがあれば、予約サイトのBooking.comやAir B and B等は不要。

3)OsmAnd

オープンストリートマップをベースにしたナビゲーションアプリ。事前に訪問国の地図データをインストールして利用。これがあれば、専用ナビゲーション機器不要。オフラインで動作する。無料。
                                         以 上  

                                                                  

2017年6月4日日曜日

愛媛新聞連載コラム記事「67歳ライダーの南米旅」(全12回)











        



















                                                                           (完)







https://www.ehime-np.co.jp/

2016年4月7日木曜日

中国重慶のバイクRX3を輸入してみた!

 2015年末クリスマスに、中国重慶Zongshen社(以下Z社)製バイクRX3を日本に初輸入してみた。
 輸入にいたる経緯だが、もともと、南米チリ発着で3か月の南米ソロバイクツアーを計画、南米の次は中国へ行くぞと考えていたのだ。南米でのバイクは現地購入し帰国時に売却しようと候補バイクを探していたらこのRX3に出会ったのだ。日本ではまったく無名で誰も知らないバイクだ。しかし、ネットやYouTubeで調べれば調べるほどだんだんとこのバイクに興味を持った。Z社と連絡をとりとうとう昨年9月に重慶のZ社を訪問し、試乗貸与申入れをしたのがきっかけだ。アジア地区販売の担当者と面談し実機を見たり工場を見学し、このRX3にさらに惚れ込んだのだ。
     





 Z社への提案は、テストライダーとしてこのバイクの無償貸与を受け重慶から日本に乗って帰り、日本国内を試乗して再度中国へ渡り中国国内を旅して重慶まで約3万キロ走破し、耐久性や信頼性を検証してZ社に返却するというもの。しかしながら、この提案は後日の調査で中国運転免許受験資格が60歳以下ということが分かり不可能だと判明。ことの成り行きから南米は後回しにして結局日本へ輸入することにしたのだ。

 ちなみに重慶は、都市圏人口700万人の大都市で中国のオートバイ生産地としても有名だ。日本のホンダやスズキの現地合弁会社があり主にアジア向けにバイクを大量生産している。一方、中国独自メーカーも勃興していて、Z社やShineray社が有名だ。中でもZ社はイタリアのベスパ・スクーターで知られるピアジオ社と技術提携していて独自にバイクを開発しているし、米国のハーレーダビッドソン社とも部品供給提携している大手なのだ。従業員は全体で10,000人もいて、世界80カ国へ年間10,000台もの各種バイクを輸出している。

 これらの中国新興メーカーは日本を素通りして、欧米メーカーと提携したりして独自の世界販売戦略をとっているのだ。だから、日本には情報が無く無名なのだ。
 このバイクRX3のコンセプトは、250ccアドベンチャーバイクだ。このバイクの特長は何といっても、車検不要の250ccでありながら通常はオプション扱いとなるツーリング装備品をフルに搭載している点だ。旅バイクに求められる装備がすべてそろっているのだ。燃料タンク容量も16Lと大型車なみでBMWのF800GSのタンク容量と同じだ。1回の給油で約500km弱走れる計算だ。乱暴にいうと、このバイクはBMWの旅バイク800ccのF800GSクラスを250ccにして約1/3の価格で実現した独創的なバイクといえる。
 
 エンジンNC250はピアジオ社との共同開発。数年前より北米を始めオーストラリア、東南アジア、中南米、ヨーロッパ、ロシア圏で250ccアドベンチャーバイクとして一躍脚光を浴びている人気のバイクだ。
 数年前にはアメリカで排ガス規制をクリアし、カリフォルニアのCSC社からサイクロンRX3としてアメリカ、カナダで販売されている。ポリス仕様もありアメリカで白バイとして採用されている。ロシア圏ベラルーシではMINSKブランドのTRX300iの名前で販売されている。英国ではHONLEY RX3として販売されている。また、このエンジンを積んだ英国Megalli社のバイクは日本でも販売されている。 
     

  




 主な装備は、EFI、オールLEDライト(ナンバープレート灯のみ電球)、クラッシュガード、エンジンアンダーガード、トップボックスおよびパニアケースキャリア、トップボックス40L、パニアケース(29L×2)、ロングウインドシールド、チューブレスタイヤ(チューブタイヤも選べる)、16リッタータンク、12Vシガーソケット、USBソケット、6速ギア・・・

 もう一つの特長はアドベンチャーバイクらしく後付けのアクセサリーパーツ電源を考慮して300Wの大容量オルタネーターを有していることだ。本RX3の使用電力は通常160Wであるので140Wがアクセサリー電源として使用可能だ。海外のアフターマーケットでは各種アクセサリーパーツも充実している。
 


 このバイクは、高価なBMWに手が出ない若者向けツーリングバイクとして、またBMWツーリングバイクオーナーのセカンドバイクとして拡販の可能性があると思う。私の輸入をきっかけに口コミで同志が広がり、将来は海外にあるようなRX3オーナーズグループを日本にも作りたいと思っている。     
 なお、今後日本でのRX3の販売・整備は以下ショップで取扱いを開始した。

*RX3の国内問合せ先:
Beans Company (ビーンズ・カンパニー、松山市)090-8280-0391



 
 以下に仕様をまとめてみた。
型式 ZS250GY-3 (RX3) 
・メーカー ZONGSHEN社(中国重慶)

・排気量 250cc 
・仕様
 Engine                        NC250 
  Engine type                               Single cylinder,4 strokes,4 valves,water
                      cooling 
  Displacement (ml)                249.6 
 Bore×Stroke (mm)                         77×53.6
 Compression Ratio                  (11.1~12):1
 Ignition                       CDI
 Starter                         Electric
  Wheel Base                                1400mm
  Max Power/rev Kw (r/min)                  18.5/9000
  Max Torque/rev N・m (r/min)                22/7000
  Brake                                     Front/Rear: Disc/Disc
  Clutch Type                              Manual Wet Multi-Plate
  L×W×H (mm)                           2130×868×1260
  Min.Ground Clearance (mm)             210
  Seat height (mm)                          795
  Transmission                              6 speed
  Net Weight (kg)                           163
  Fuel Tank Capacity(L)                     16 
  Fuel Economical Consumption (L/100km)     below 3.5
 Tires                                     Tubeless
  Top Box and Pannier Cases Capacity (L)    40L+29L×2=98L

・装備品
  ロングクリアウインドシールド
 デジタルスピードメータ、アナログタコメータ
 12Vシガーライターコネクター(防水)
 USBコネクター(防水)
 LED ヘッドライト
 LEDウインカーライト
 LEDブレーキライト
 フロント倒立サスペンションカバーフェンダー
 リアインナーフェンダー
 大型マフラーカバー
 クラッシュバー
 エンジンアンダーガード
 トップケースキャリア
 パニアケースキャリア左右
 アルミニウム トップケース(防水)40L (ヘルメットが入ります)
 アルミニウム パニアケース左右(防水)29L×2
 車載ツールキット  
                                     以上






2015年1月31日土曜日

2014年ユーラシア大陸周遊 ソロ・バイクツーリング レポート(Completed solo touring of the Eurasia continent by motorcycle )


1.ツーリング概要
1)ロシア横断達成 Crossed Russia
2014年7月4日   (44日間)          11,000km
2)ポルトガル・ロカ岬(ユーラシア最西端)到達 Reached Cape Roca
8月3日                         18,000km
3)ネパール到達 Reached Nepal
11月17日                        35,000km

*全走行距離 Total mileage           約36,000km
*平均走行距離 Average mileage per day     約200km/日  
*ツーリング期間 Touring duration         6ヶ月 (182日間) 6 months
*訪問国 Visiting countries                24カ国

*第1セッション 5月22日愛媛県松山市自宅出発、5月24日境港からバイクとともに
ウラジオストック行きフェリー乗船。 
ロシア横断、ヨーロッパ周遊   7月4日フィンランド入国 (44日間) 
フィンランド、スエーデン、ノルウエー、デンマーク、ドイツ、イタリア、スペイン、ポルトガル
(ポルトガル・ロカ岬到達で2011年アメリカ大陸横断しているので、海洋部を除く狭義の世界一周は
達成)、フランス、ベルギー、オーストリア12カ国訪問。92日間、22,000km。8月22日 日本一時帰国
(日本滞在2週間)。

*第2セッション  9月6日フランクフルト空路再入国 
ドイツからスロベニア、クロアチア、ボスニア・ヘルツゴビナ、モンテネグロ、アルバニア、マケドニア、
ブルガリア、トルコ、イラン、パキスタン、インド、ネパール太字はカルネ使用4カ国12カ国訪問。
90日間、14,000km。 バイクは12月1日カトマンズから関空まで空輸。
12月3日関空着。関空でバイク引取後、12月5日松山市の自宅へバイクで帰着。

2.使用バイク
1)バイク BMW F650GS 800cc 2008年式 
バイク乾燥重量200kg+装備・携行品重量60kg+ガソリン満タン16kg=276kg

3.費用
約350万円(バイク車体費用80万円+装備品50万円含む、海外用実出費は220万円)
詳細は資料1.費用詳細 ご参照。
1日平均出費(海外実出費):12,088円/日

4.VISA
1)ロシアは代理店経由でビジネスビザ3ヶ月ダブルエントリー取得。
2)イラン(発行日より3ヶ月有効で、滞在30日間)はトルコのトラブゾンで取得、所要2日。
3)パキスタンビザ(発行日より6ヶ月有効で、内滞在は3ヶ月以内)は現地で取得不可能と判明し、日本
で5月出発直前に大使館で取得。
4)インド(発行日より6ヶ月有効・滞在期間、マルチエントリー)は8月末一時帰国時に代理店経由で
取得。
5)ネパールはインドからのスナウリ国境で取得、即発行。

5.通信・連絡体制
スマートフォンGOOGLE製NEXUS5 SIMフリーを使用。NEXUS5で各国のWifi環境下またはSIMカードを購入
し、IPフォンのNTT050PLUSの通話環境を構築。ケーブルフォン(NTTコミュニケーションズの050PLUS)
に加入している自宅050PLUS端末と世界中どこでも無料なので毎日のように電話。
東芝レグザ タブレット10.1インチAT700でもWifi環境を構築し、旅先のメイン機として利用。

6.体調管理
1)体力強化を図るため、以下メニューを日課としたが、旅の約1/2で実施。
*腹筋・背筋強化 腹筋50回、右側筋50回、左側筋50回、背筋50回 3セット 
計600回/日
*腕力強化 腕立て伏せ 50回 3セット 計150回/日
2)下痢を避けるため、ビオフェルミンを毎日3錠服用した。現地では生水を避けミネラルウオーターや
熱いお茶を常用。
念のため、抗生物質(Anti bacterial drugs LVFXレボフロキサシン)クラビット錠と同時併用の胃腸薬ミヤ
BM錠を7日間分を持参。

7.旅の装備、メンテナンス、トラブル等
1)22,000km走行、3ヶ月経過した一時帰国中にフランクフルト近郊メムリンゲンのバイクショップ
TOURATECH Mitte ( ZWEIRAD NORTON )で、前後オフロードタイヤ(ハイデナウ)に交換、チェーン、
スプロケット交換、エアフィルター交換、オイル交換、オイルフィルター交換、プラグ交換、ブレーキ
パッド(リア)交換、エンジン調整、ステアリングホイールベアリング交換、クラッチワイヤー二重化
等メジャーメンテナンス実施。

2)*ヘッドライトのバルブ球が2回切れて交換(ロシア、ポルトガル)。
*後付の電源ユニット(イグニッションスイッチONで、バッテリー12V出力3連ポート)がリレー不良で
壊れた(インド)。以降バイク付帯の12V出力ポートを初めて使用。
*チェーン交換後、チェーン遊び張り調整を1回実施(イラン)。

3)ガソリン予備タンク3リットルを常備。結果的に一度も使用しなかったが、万が一の安心感は 
あり。

4)レザーマンの多用途ナイフと小型LEDライトを連結してすぐ使えるように常備して重宝した。
チェーンオイルはチェーンソー用オイルが粘度が高く長持ちするのでお勧め。空気入れは小型ハンド
ポンプ(往復空気充填タイプ)で2週間に1回点検、補充した。バッテリー式コンプレッサーは使用せず。

5)転倒は、砂利で立ちごけ2回、無傷(ロシア)、走行中転倒1回、無傷(パキスタンで道路上の砂漠
の砂に乗り上げ転倒)。


6)転倒しそうになったこと
*ロシアのハバロフスク近郊で120km/h走行中に道路の穴状の深いギャップでエンジンガード底を
打ち転倒しそうに。エンジンガードが無ければ、オイルパン破損で旅は中止になったかも。
*パキスタンでラホールからイスラマバードに向けて100km/h走行中に道路の縦の溝状わだちで転倒
しそうになったが、持ち直す。
*1日最高走行距離 706km(モスクワ~サンクトペテルブルグ)

7)パンク 無し ガス欠 無し エンジンストール(ギアに関係なく突然エンストする) 20回くらい
盗難 無し

8)悪徳警官 1度も会わず。
*警官の停止命令は、モスクワで白バイ警官に1度。国際免許を見せると笑顔でOK。

*ポルトガル・リスボンの停止不可の高速道で一時停止したとき、交通警官から厳しく叱責されるが
地元ライダーの説得で放免。
*パキスタンのラホールで信号無視したときに交通警官が追いかけてきたが地元ライダーの説得で
放免。計3回。

9)体調面  体重減 約4kg (帰国時60kg)  下痢・便秘 無し 発熱 無し 怪我 無し肩凝り
10数回(ロシア)(悪路、緊張、寒さで)

8.ツーリング・トピックス情報
1)鳥取県境港から韓国東海経由ウラジオストック行きDBSフェリーに乗船。毎週土曜日発月曜日午後
ウラジオストック着。通常、バイク引取りは水曜日午後になる。乗船予約は早めにDBSフェリーへ、
バイク通関予約は上組へ。ウラジオストックでのバイク通関手続き業務は、LinksのYuri氏に依頼。
http://www.links-ltd.com

2)ロシア横断道路11000kmは全線開通しているが、夏が道路工事の期間となるため全線の内約2割~3割
が常に道路工事中である。工事中の迂回路はオフロードであらゆる路面が待ち受けている。
ウラジオストックからハバロフスクまで約800kmの半分は工事中で、路面は悪い。

3)ハバロフスクからチタまでのシベリア区間2100kmは、点在する町を離れると民家もなく道路しか無い
状態になり、交通量も少なく、何かあってもほぼ助けは求められないので完全な自己責任状態になる。
できれば、単独行より2人以上の走行が望ましい。トラブルに巻き込まれないようにこの区間はひたすら
前進あるのみだが、時々眠くなるので、バイクを止めて道路わきで一眠り。

4)ガソリン補給ができない区間がモゴチャからチタ方面約380kmといわれていたが、実際はモゴチャから
110km地点に旧エーゼーエス、さらにそこから55km地点に新エーゼーエスが建築中。モゴチャから
チェルニシェフスクまで290kmだが、チェルニシェフスクには新エーゼーエスがあるのでガス欠の心配
は無い。(エーゼーエス:ガソリンスタンド)

5)ウラジオストックからイルクーツクまでの4000kmは、危険なシベリア地帯を走行することになるので
地元モーターサイクルクラブのクラブハウスを利用させてもらいながら情報を得るのが最も安全、
安心。ウラジオストック、ハバロフスク、モゴチャとIRON ANGELS のネットワークにお世話になった。写真はIRON ANGELS モゴチャ支部の副会長のSasha氏。     


6)前半の3ヶ月はロシア、ヨーロッパでCITIBANKカードが使えず困った。替わりにVISAキャッシングを
多用した。磁気不良と判明し3ヶ月経過時点で交換してもらい後半3ヶ月は問題なく使用できた。日本用
と海外用とカードの磁気が分かれているので日本で使えても注意。

7)5000km地点のクラスノヤルスクのBMWディーラーのELIT AUTOで1回目オイル交換。
次、10000km地点、サンクトペテルブルグのBMWディーラーMOTO PARKで2回目オイル交換したが、
近くまで行くものの場所が分からなくて1時間ほど迷った。普通では絶対分からない場所にあった。


8)特にロシアのゲストハウスはNAVIで近くまで行くも、案内板とか宿の表示が無いので分かりにくい。
セキュリティー上の理由で看板は出さないらしい。意外にロシアもホテル宿泊費が3000~6000円/泊と
高い。選択肢がほとんど無いので高くても妥協せざるをえない。

9)蚊対策は、スプレー式の蚊取りと乾電池式の携帯蚊取りを併用。防虫スプレーと虫刺され痒み止め
は必須。ロシアのバイカーミーティングでテント泊した際、酔っ払って蚊取り対策せずに就寝。翌日
頭部が蚊に刺されボコボコに腫れる。シベリア蚊は強力。走行中の虫も強烈でヘルメットはこの通
り。 

10)ロシアは滞在期間1ヶ月強と長いので、現地携帯電話とスマホ用SIMカード(データのみ)購入し
常時インターネット通信環境を構築した。走行中にNAVIのOSMANDがロシアの地域地図ソフトのダウン
ロードを要求してくるので、随時ダウンロードに対応でき重宝した。


11)ウラジオストックの最初の宿のみビザレジストレーションをして念のため出国まで保管したが、
出国時はノーチェック。結果的に、レジストレーション法律は残っているが検査組織が無いのでビザ
レジストレーションは不要でロシアは自由旅行が可能。

12)ヘルシンキ~ストックホルムのフェリー、バイキングラインやノルウエー~デンマーク間のフェリ
ーに乗船。バイクは船の備品のロープを使って自分で固定しないといけない。タイダウンで固定する
のだが、初めてのことでライダー仲間に教えてもらいながら固定する。ノルウエー~デンマーク間の
船は船酔いするほど相当揺れるので正しく固定しないと必ずバイクが破損する。甲板上でバイクを
タイダウンで固定する方法を必ず練習する必要がある。

13)北欧の物価高は強烈。ガソリン250円/リットル、ユースホステル相部屋3000~5000円/泊。日本で
売っているラクトアイスクリーム120円位のものが、350円もする。一日の生活費は軽く1万円を超える
ので、スーパーでサケの切り身を買い込みサケスープなどを作って頻繁に自炊。北欧は特にノルウエー
のフィヨルドや自然の景色が素晴らしい。  






14)ヨーロッパでの毎日の宿探しは、ユースホステルかBooking.comで宿を予約。場所を特定してNAVI
に目的地としてお気に入りに登録することが日課。

15)フランクフルトのAndre氏宅にホームステイし5000km走行でオイル交換を依頼したが何と10,000km
で十分と言う。理由は水冷エンジンなのでオイル温度は100℃を超えないので劣化しないのだ。
エンジンは高速タイプなのでオイルは化学合成オイルが良い。以降10000kmでオイル及びオイル
フィルター交換を実施すれば良いことが分かり、一安心。(オイルは125℃を超えると急激に劣化する
ので温度が上がりやすい空冷エンジンは早めの交換が良い) 

16)GARMINの地図ソフトのヨーロッパは使用して有用であった。ただし、各国は現地語で入力しない
と認識しない(クロアチアはHRVATSKAと入力しないと認識しないので各国現地語を調べる必要があ
る)。
ワールドマップは直行指示(飛行機には有効)のみで役に立たないので一度も使用せず。スマホの
NEXUS5にインストールしたOSMANDでヨーロッパ以外は全てまかなった。これは、最強のナビゲーション
ソフト。これが有ったから今回ツーリングを完遂できた。オープンストリートマップのOSMANDはWI-FI
接続不要、スマホのGPSで動作する。

17)私のGARMIN NAVIは倹約して安価な車用なので防水では無いのだが、無理やり豪雨の中でも使った
ので液晶表示部が故障。

18)ブルガリアの首都ソフィアの「トラキアゲストハウス」は最初から最後までお客も管理人もいなく
て、最後まで無人ホテルだった。朝食付きなので勝手に冷蔵庫を開けて私の朝食らしいセットをしっか
り食べ、ソフィアのアパートメントライフを満喫。枕元に宿泊代19ユーロを置いて不思議な無人ホテ
ルを出発。

「マケドニアの首都スコピエから244km走ってブルガリアの首都ソフィアに到着。ここ「トラキア
ゲストハウス」はBooking.Comのユーザー評価で高得点なので予約したのだ。
ナビを頼りにたどり着き、それらしいビルを見上げると2階にトラキアの文字がある。バイクを止め
入り口を探す。1階のパーマ屋さんに尋ねるとポイと鍵を渡してくれる。ロシア語っぽいブルガリア語
と英語でかみ合わない会話を繰り返す。ビルの入り口鍵と、ゲストハウス入り口鍵と、部屋の鍵の3
種類、ウーン。駐車場有りとなっていたので予約したのだが、「予約不要の公共パーキング有り」は
つまり道路の路上駐車なのだ。何とか空きスペースを見つけ駐車する。荷物を降ろし、バイクにカバー
をかけて一段落。

さて、これから部屋に向かう。ビル入り口は共用になっていて、2階のゲストハウス入り口を開ける。
そして、部屋の鍵を開けて荷物を運び入れるが、誰も人がいない。ゲストハウスの人も、お客も誰もいな
いのだ。このゲストハウスは部屋が3室で、台所兼食堂と、シャワートイレ室がある。アパートの一区画
をゲストハウスにしているのだ。夕方には誰か管理人くらいは来るだろうと思い、鍵を閉め市内見物に
繰り出す。

食事を終え、ゲストハウスに帰る。おかしいなあ誰もまだいない。お客もいない・・・
連泊も考えたが、誰もいないホテルなので話は弾まず、先を急ごう。そんなに遠くないのでゆっくり
出来 るし、明日は、プロブディフへ移動だ。今晩まで誰も来ないが、明日の朝には管理人は来るのでは
と思いシャワーを浴びて、眠りにつく。

そして、翌日。
誰もまだ来ない。そういえば、ここはB&Bだから、朝食付きのはずだが、誰もいないので・・・と思い
ながら、冷蔵庫を開けてみる。そこには、何やら一人前らしい簡単な朝食セットがある。そうだ、これが
私の朝食なのだと閃く。テーブルにはパンもある。うーん、なるほどこれが朝食かと思いながらパンをト
ースターで焼き、パーコレータ式のコーヒーを淹れてみる。観察するに、インテリアのそこかしこに木目
の細かい女性らしい心遣いを感じる・・・なるほど、ここは女性オーナーに違いない。それにしてもまだ
誰も来ない・・・

食事を終え、出発準備を整える。ベッドの枕元のアンケート用紙にコメントを書き、宿泊料19ユーロを
そっと置く。そろそろ9時だ。さあ出発だ。
階下に降りると、パーマ屋さんもご出勤だ。パーマ屋さんのおばさんに鍵を渡し別れのご挨拶だ。
ソフィアの無人ホテルを後にし、プロビディフへ向かう」




19)トルコのトラブゾンでイランビザを取った後、イラン国境近くのユクセコバという街に入る。
市内に入って行くと道路がバリケードで封鎖されている。あわてて、反対車線を進行。次の通りでも覆面
をした少年が古タイヤを積み上げバリケードを作っていて催涙ガスが漂っている。これはヤバイと思い近
くの人にホテルを尋ねてホテルに逃げ込む。フロントの少年をガイド役にして、市街戦を見に行く。これ
はクルド人がトルコ警察と戦っているのだという。市街戦を写真に撮っていたら警察に見つかり、カメラ
を調べられる。ガイド役の少年に説明を促し、しばらくして放免される。

イランに近い地域はクルド人居住区でクルド人がクルディスタン独立運動をしている。イラク国境に
も50kmと近い。


*イスタンブールからイランへ向かう





20)イラン入国からパキスタンのクエッタまで17日間断酒。イランは酒類が全く無い。酒の代わりに
ヨーグルトやコーラ類、スイーツが多い。無ければ無いで慣れてしまうものだがパキスタン・クエッタ
のホテルで闇のビール、ウオッカをやっと入手。
イランは禁酒だが、インターネット閲覧もニュースサイトを中心に政府によりブロックがかかって見れ
ないようになっている。早速、パソコンショップに行き当局のネット規制を乗り越える「VPN」と呼ばれ
る仮想プライベート・ネットワークの設定をして政府のブロックを解除した。

21)イラン・シラーズのホテルに滞在中、部屋に女性の声で電話。降りていくと若い女性が待っていた。
マリアムという31歳、独身。日本語学習中で日本が大好きで新しい日本語表現を覚えたいという。最初
は警戒しながら話を聞いていたが、まあ危なくは無いなと判断。元々、古代遺跡のペルセポリスを見に行
く予定だったので、ガイド役にちょうど良いなと思いながら翌日ハイヤー貸切で一緒に観光。バザール
も案内してもらったがそれ以上の発展は無かった!?


22)パキスタンのイラン側国境のタフタンから首都ラホール手前100kmまで、1800kmに渡りタリバン・テロ
対策でポリスエスコートを受ける。エスコート初日は国境から140km地点で日没。そこはノックンディン
という砂漠の街で、警察の留置場に泊まる。クエッタ到着日に爆弾テロで3人死亡。ラホール滞在時には
爆弾自殺テロで60人死亡。イスラム教シーア派過激派のスンニ派に対するテロだそうだ。ラホールもイス
ラムバードも街のいたるところにはトーチカがあり、台座の機関銃が道路を向いている。(パキスタン・
タリバン勢力は約3万人おり、政府を攻撃対象にしているそうだ)

以下は、オーバーランド・ライダーの国際フォーラムHorizons Unlimitedに投稿した私の「イランー
パキスタン国境越え体験記」

「I started from Akbal tourist guest house in Bam at 5:00 alone, then arrived 11:30 on 21st Oct.
at check point of Mirjaveh for 400 km. But, I was waiting 5 hours here for having escort.
Then, I and one police went to border 10 km ahead who was sitting at rear seat of my bike
without gun(^。^;), then entered customs area.

I stayed ITTIC INNS ( Mil 72 tourism hotel ) located in just next Iranian border but in customs
area, so We have to enter customs area at first, We can stay here at 6 USD.
Next day morning, border gate is open at 7:00, it takes 3-4 hours to make procedure for carnet
at both side.

After completed procedure, Pakistan police escort will begin.
I stayed at police station of Nokkundin far from 150km from the border and We can reach at
Quetta next day in the night.
Two bombs attacks killers three in Quetta just the day of my arriving on 23rd.
We were locked in the hotel inside in Quetta. Going outside to bazaar was impossible.
Quetta has been in high alert.
Some information as follows.

1. One motorcycle or car is ok for having the escort for both sides.
So, you don't need to make a group, you just go directly to the border.
At the check point, police would arrange the escort.
2. You have Iranian escort from at the check point of Zahedan or Mirjaveh to border.
Sometimes you have to wait for half day to be arranged.
3. You have Pakistan escort from Taftan to Quetta to the hotel.
Escort will changes frequently every their duty area very efficiently.
It is very smooth, so that there is no rest, no lunch time, you have to keep on going.
Pakistan police are well trained and organized.
4. Regarding customs area of Iranian border, there are two gates, ITTIC INNS is between two
gates. Both gates open from 7:00 to17:00.
Another option is to stay at Mirjaveh tourist inn in Mirjaveh village, or PTDC motel in Taftan.
It depends on where you are by the sunset.
5. It takes two days to Quetta after border. For first day, there is no escort after sunset.
You have to stay some where of along the way, then you should stay at police station for the
first day. It is free. But, there is no dinner(^_^;).
6. You have to bring some food and water. There is no shop along the way.
Temperature is 20-36℃. There is fuel stand in Mirjaveh near check point.
7. In Quetta, you have to get NOC ( No Obligation Certificate ) to escape Balchistan province.
It is must to have police escort to go to government office to get NOC document. It takes for
almost one day. Hotel will arrange police.
8. It is better to stay Bloom star hotel where every over landers come together in Quetta,
because police knows well here, everything is very smooth.
It is available here to get beer and hard liquor (^_-).
9. From Quetta to Sukkar and Multan, there was police escort as well for 800 km in my case.
In all, I was escorted from Taftan to Multan for 1500 km by well trained and organized Pakistan
police (ー_ー;), thanks a lot!

Be careful and good luck!

Thanks,

From Multan, 28 Oct. 2014」



23)パキスタンの国境から砂漠地帯を走って600km先の州都のクエッタのブルームスターホテルに到着
翌日、市内見物に行こうとホテルのフロント氏にバザールの場所を尋ねると・・・
「外出はダメです。日本人の顔はスンニ派に似ているので殺されますよ。昨日もスンニ派信者が利用
するバスを狙った爆弾テロがあり、3人死んでいる・・・」日本人に限らず、お客は全員外出禁止、ホテル
の中で食事等すべてまかなうことになる。スンニ派はイラン、アフガニスタン人が多く、アフガニスタン人
は日本人の顔に似ているのだ。

「I am now in Quetta of Balchistan province in Pakistan just next to Afghanistan. 
I had been escorted from Iranian border to Quetta for 700km by armed police.
Almost of this area is all desert and dangerous zone of terrorist and religion battle. 
Everything is different from others, looks like another world.
Two bombs attacks killers three, just today on 23 Oct. in Quetta.
This city has been in high alert. We are locked inside hotel.
I have to make some paper work to escape this city under the police escort.
Nervous situation is still to continue...(-_- )  (2014/10/26)」



パキスタンの首都ラホールに到着後、またまた、爆弾自殺テロが発生。

「Bomb suicide attack killed 60, over 100 injured here in Lahore the day after yesterday on
2 Nov. Main road to down town has blocked by police every where.
I will leave here tomorrow to India.
P.S.
After staying at Multan, I was escorted again from Multan to the place before 100km of Lahore,
finally total 1760km escorted by police for free(/´△`\)」

24)厳戒のパキスタンを抜け、やっと平和!?なインドへ入った。

「I have crossed Wahga border of Pakistan where was high alert, then arrived at Amritsar, India.
Golden temple is very popular for Shikism head temple here in Amritsar.
There are so many tuk-tuk, cycle-rikshow, and stray cow on the road.
Dusty, hustle and bustle, but peaceful here India( ̄ー ̄)」




「ニューデリーから砂漠の街ジャイプルを経由して、タジマハールのアグラに到着。
インドはどこも、朝靄、土埃、排気ガスが入り交じって一日中靄がかかったような天気だ。
アグラの市街中心に入ると大変な混乱に巻き込まれる。
前から後ろから、右から左からすれすれギリギリに、オートリキシャ、人力車、車、バイク、自転車、
歩行者、野良牛、野良犬、物売り、警笛・・・、大混乱、早いもん勝ち、もちろん信号なんか無い。
路面は波打っている。

やっとの思いでこの混乱から抜け出して、宿にたどり着くと今度は野良猿が待っていた。
世界遺産のアグラ城で、地元少年と交流し写真を撮る。
帰ろうとすると、少年が追いかけて来てなんと「写真代マネー100ルピー」(ー。ー#)
ここアグラは、タジマハールの街だが街も埃っぽく下水も無く不潔で、リキシャや少年まで観光ずれ
して、居心地は悪い(ー_ー;)」






25)アグラを出ると、北部インドの観光地はカジュラホそしてワラナーシへと続く。
それぞれ500km近くの距離があるので、毎朝気合いを入れて臨む。工事中や路面の良くない二桁国道や
三桁国道を進むので、平均時速は40kmくらいにしかならないのだ。日の出前に出発し日没前に辛うじ
て宿にたどり着くというハードなライディング。



ガソリンスタンドはイランやパキスタンと違って至るところにあり、ガス欠の心配は無い。ちなみ
に、ガソリン価格はイラン40円/L、パキスタン、インドは150円程度で日本と同じ感覚。
カジュラホもワラナーシも見るべきものを見て、早くインドから脱出したい(^_^;)
土埃、生ゴミ、汚水、ひしめく人間、喧騒、そして牛、馬、らくだ、豚、猿、あらゆる動物と(住宅
地で!)共生する混沌の国、聖なる国インドよ、さようなら(ー_ー;)

「After staying Agra, I have traced India northern main tourist route, Khajuraho and
Varanasi. Very very dusty, dirty, noisy, crowded people, all animals and humans co-exist
in residential area, everything chaos, confusion, but holy India (-_- ).
Once you see, once enough.
To be what look, I saw(ー_ー;)」





26)インド・バラナシからネパールのスナウリ国境に夕方到着。距離は320kmほどだが最悪の道路で
時速35km/時しか進めず難航しながら、国境に辿りつく。人の良いネパール税関職員から近くの宿を教
えてもらう。翌日のポカラの宿もこの宿から紹介を受け宿泊。カトマンズの宿もポカラの宿からまた
紹介を受け、宿泊。バイク航空貨物業者や帰路航空券も紹介を受け、ネパール人のネットワークの恩恵
を受ける。

27)ポカラからアンナプルナトレッキングルートのゲートウエイタウンのジョムソンJOMSOM(ムスタン
王国入り口でもある)まで、ロイヤルエンフィールド350ccをレンタルし、若いガイドとともに2泊3日の
サイドトリップ。標高2600mまで大変な悪路を走行。8-9回、転倒したが、ダウラギリ、ニルギリ、
マチュプチェレ等8000m級の雄大な景色を楽しんだ。
ジョムソンからの帰り道、マルファに立ち寄り日本人で初めてチベットに入った僧であり探検家の河口
慧会記念館を訪問。

「After crossing border from India to Nepal at Sunauli the other day, I reached Pokhara.
Then, I decided to go to mountain around Annapurna range for two nights and three days for
side trip by motorcycle.
I talked with manager of hotel how to get there, then I rented Royal Enfield Bullet 350cc
with young guide for the difficult gravel road to the mountain instead of my BMW F650GS.
We were two seater and falling down for 8 or 9 times along the road, then Bullet was damaged
some parts. It costs some amount (^_-).
P.S.
Jomsom is located 200km northwest from Pokhara, and gate town of trekking route of Annapurna
range where are Dhaulagiri 8172m, Annapurna Ⅲ 7555m, Nilgiri 7061m, Machhapuchhre 6997m and
so on.
The gravel and rock road from Beni to Jomsom for 100km is climbing up at 2720m(ー_ー;)」







「I am now staying in Kathmandu Nepal for a while after coming from Pokhara.
This is my final destination here for my riding trip this time.
After travelling Islamic strictly severe countries and dirty India, this Nepal is looking like
a heaven, because food is delicious, but cheap and this is lots to offer for miscellaneous goods
(*^_^*).
People is very modest, friendly and peaceful, and down town is crowded as well but not noisy
compared to India.
I have walked around here city of medieval times.
Then, I have got lost this old town(-_- ).
Finally, I found some local restaurants to drink(^o^)/
Then I had a special experience there for drinking as called "Thunba", it is magical local
liquor like a hot whisky or hot Japanese sake.
Anyway, I am now ready to fly back to Japan with my bike soon」







28)テント、寝袋、コンロ等キャンプ用具1式持って行ったが、キャンプ泊は実質ゼロで、道中の不要な
荷物と化した。長い走行を終えると早くシャワーを浴びて夕食にありつきたいのでテント設営どころでは
無いのだ。

29)移動中は、宿で安全にバイクが駐車できるかが一番の関心事になる。人目につくようなところに駐車
せざるを得ないときは、持参のバイクカバー(黒)をかけバイクの存在を消した。

30)旅の気温はシベリアの0℃からパキスタン砂漠の36℃まで上昇。ツーリング用衣服は、ジョン・ドー
の防滴ケブラーパンツ、コミネの防滴ジャケット、足元はハードな造りのガエルネのゴアテックス防水
ブーツを着用した。衣服は上下冬支度が基本。雨天時や防寒用にモンベルのレインスーツを活用。

31)NAVI(OSMAND)の使い方で、目的地までの距離が長いと誤ったルートを指示するので、200km程度に
区切って目的地とした方が良い。また、NAVIの道路設定をフリーにしておくと、普段車が走らない悪路や
砂利道を選択するときがあり、イランで通行車両の全く無いオフロードへ約40km程迷い込んだ。

32)目的地の地図情報が間違っていることがあり、近辺まで来ても目的地が発見できないときがある。
ホテルが見つからず、近所の人に聞きまくってやっと辿り着くことが何度も。

33)バイクの保険であるグリーンカードを購入したのは、ロシア、フィンランド(東ヨーロッパを除く
ヨーロッパ有効のグリーンカード)、再入国時のドイツ(東ヨーロッパを除くヨーロッパ有効のグリーン
カード)、アルバニア、マケドニア、トルコ、イランまで。パキスタン、インド、ネパールは制度が無い
と思われ未購入。もし、事故にあえば話し合いで現金解決。ヨーロッパのグリーンカードは国によって
価格が違うので、一番安いポーランド国境で購入するのが賢い。

34)ロシア(ウラジオストック、ハバロフスク、ヨシカル・オラ)、ドイツ(フランクフルト)、ポルト
ガル(ファロ、リスボン)、フランス(ポー)、イラン(ウルミーエ)、パキスタン(留置場、ムルタン、
ラホール)の各地でホームステイ計30泊させていただいた。各国各地のローカルライフを体験でき見聞を
深めることができた。
注)9.ホームステイ先 ご参照。

35)行かなければ絶対出会わないホームステイ先やライダー、チャリダー、バックパッカー等世界中の
旅人と知り合い友達になれた。世界各地に友達ネットワークができたのが一番の財産。
注)10.旅で出会った人々 ご参照。

36)バイクをカトマンズから関空まで空輸。
航空貨物運賃は、体積容量で値段が決まるので前輪を外すなどして荷姿をコンパクトにするのが
ポイントだが、ウインドシールドとバックミラーのみ取り外す。
注)詳細は資料2.バイク航空貨物輸送詳細 ご参照。




「Just arrived at my home yesterday on 5th Dec. Completed for Eurasia continent solo
touring.
Six months, mileage 36000 km and visiting 24 countries.
I greatly appreciate all people’s support」


9.ホームステイ先 Home stay experience
1)ウラジオストック Vladivostok 
Iron Angels Bike Club      3泊
バイク引取りまで3日ほどかかるので、事前に連絡をとってクラブハウスに滞在。ロシアでは地元
バイククラブ訪問は情報入手に欠かせない。ロシアのバイク乗りは一種のステイタスとなっていて、
ライダー同士のつながりは強く、各地にバイククラブがある。Iliya氏にお世話になった。




2)ハバロフスク Khabarovsk
アムール虎 モーターサイクルクラブ     1泊
ハバロフスク在住の上記クラブメンバーが、案内してくれた老舗バイククラブ。メンバーの誕生日
パ ーティーにまぎれこむ。



3)ヨシカル・オラ(モスクワまで550km)Yoshkar-ora, Russia
高橋満男氏宅                3泊
ロシア女性と結婚して現地に移住して日本料理店を経営している日本人ライダー。
事前に連絡をとって訪問。彼の案内で現地ライダーのキャンプミーティングに飛び入り参加。多くの
ロシア人ライダーと交流、親交を深めることができた。ロシアでは日本みたいに仕事が終わって同僚と
軽く一杯ということは無く、年一度の誕生日パーティーを大々的に開く。飲めや、歌えや、踊れやで多く
のゲストを招待し楽しむのがこちらの流儀。野原をキャンプ場にして、大型バンを乗り入れ、発電機、電
気冷蔵庫、DJセット、簡易台所を設営。近くの湖の横にはロシア式サウナのバーニャまで設営した大
がかりなものだった。










4)フランクフルト Frankfurt
Ms. Alexandra and Mr. Andre宅       2泊+1泊+3泊 計6泊
フランクフルト在住のカップルライダー。3年前に世界一周中の彼らを自宅に招待してからの知り合
い。ヨーロッパの滞在基地!?として一時帰国中の前後に3泊ずつ滞在。帰国中には、地元バイクショッ
プでバイクのオーバーホール、メンテナンスを依頼。後半のツーリングを安心して継続できた。





5)ポルトガル・ファロ Faro, Portuguese 
モトクラブ・ファロ        2泊
ポルトガル・ファロのモトクラブ・ファロを飛入り訪問。初めての日本人ライダー訪問ということで
大歓迎を受ける。大変立派なクラブハウスがあり2泊お世話になった。クラブハウスにはショップ、
レストランバーがあり、地元ライダーの社交場になっている。子供から大人までバイクが生活に溶け込
んでいる。人々もフレンドリーで大航海時代の開拓精神やオープンな気質を持っている。また、この
クラブは毎年夏にヨーロッパ最大のバイクミーティングを開催しているので有名。




6)ポルトガル・リスボン Lisbon, Portuguese
Nuno Rocha氏宅             3泊
フォルックスワーゲン社に勤めるBMW F800GSライダー。ヘルシンキのユースホステルで同宿。
同じBMWバイク乗りとして意気投合。リスボンの自宅に招待を受けていたので約1ヵ月後に訪問し、
居候生活を送る。仲間のライダーとともにロカ岬やリスボン近郊を走り回る。





7)フランス・ポー Pau, France
Ms. Laurence Marchina氏宅     3泊
シャルロッテ、ジュリエットの2人姉妹が2年前に自宅に滞在した縁で、実家のあるポーの両親宅を訪
問。ピレネー山脈を望む静かな街でローカル・グルメを堪能した。





8)イラン・ウルミーエ Orumiyeh, Iran
Hossin’s home guest House 有料     2泊
http://www.overlandtoiran.com

西側諸国を抜け、これからいよいよ未知の世界に入るという不安なときにライダー歓迎のゲストハウスを見つけて訪問。メインの国境ルートから離れたウルミーエというところに、イラクに近い国境から市街戦のユクセコバを経由して入国。保険の購入などこれからの旅の準備、情報収集に大いに役立った。イランの一般家庭生活を体験でき興味深かった。若いオーナーもライダーで、欧州のライダーが良く訪れる。




9)パキスタン・ノックンディン Nokkundin, Pakistan
警察の留置場           1泊
パキスタン警察のエスコートを受けた初日、砂漠の街ノックンディンで日没を迎えた。日没とともに
エスコートは終了。土作りの家々の間を抜け警察に連れて行かれたところが土作りの留置場。留置され
ている囚人!?は85人全員不法越境してきたアフガニスタン人だという。所長が今日はここに泊まれと
いう。どこで寝るのかと聞くと、ルーフだという。思わずどこのルームかと聞き返すと屋上を指差して
ニヤリとする。




10)パキスタン・ムルタン Multan, Pakistan
Iqbal氏宅             3泊
パキスタンのバイククラブと事前にメイルで連絡を取り合っていたが、なかなかタイミングが合わ
なかった。ムルタンのホテルに辿り着いたら、Iqbal氏がホテルまで訪ねて来てくれ是非自宅に泊まれ
という。翌日警察のエスコートを受け彼の自宅に到着。彼の小型バイクに二人乗りして市内案内や
ら、友人宅訪問やら盛りだくさんなスケジュールで大歓迎を受けた。彼はパキスタンで数台のヤマ
ハ・テレネライダー。

「Lastly, I have successfully arrived in Multan at biker's home.
From Quetta to Sukkar and Multan, there was police escort as well for 800 km for some
reason. In Quetta, We had NOC ( No Obligation Certificate ) to escape Balchistan province
under the police escort.
Escort will changes frequently every their duty area very efficiently.
It is very smooth, so that there is no rest, no lunch time, We have to keep on going.
In all, I was escorted from Taftan to Multan for 1500 km by well trained and organized
Pakistan police (ー_ー;), thanks a lot.
From Iqbal's home at Multan, 27 Oct. 2014」





11)パキスタン・ラホール Lahore, Pakistan   
Hafeez 氏ご招待のホテル泊      3泊 
Iqbal氏のラホール在住の友人で実業家。ライダーで中古車や中古バイクの販売業。彼の事務所の近く
のホテルを予約してくれ、何とホテル代まで支払ってもらった。彼の案内でカラコルムハイウエイを通
り、ギルギットまで行く計画を立てていたがルートにある峠が降雪で、断念。




合計30泊
Total 30 Nights

10.旅で出会った人々 People on the roads









































11.旅で出会った食べ物・飲み物 Foods and drinks on the roads
1)ロシア・バイカル湖のオームル(鱒の一種の燻製、淡白で素晴らしく旨い)、豚肉の燻製(「グルジ
ンカ」という。赤身と脂身のバランスが絶妙な味)、鯰の燻製、クワス、野イチゴ、ボルシチ、ウーハ
(魚スープ、魚はパイクが格段に旨い)、ウオッカ





2)北欧のサーモン、えび(スーパーで買い、ユースホステル等のキッチンで料理)

3)ドイツの各種ハム類、ワイン、りんご酒、各種果実酒(シュナップス)、ビール

4)ポルトガル・モトクラブファロ会長宅のホームパーティーでのポルトガル郷土料理フルコース


5)ポルトガル・リスボンのタルト(日本に伝来した原型)、Setubalの赤ワイン、Moscatelデザート
ワイン(アルコール17度)、魚介類


6)スペイン・サンセバスチャン他のピンチョスバー巡りでの各種小皿おつまみ類


7)フランス・ポーのコンフィドカナード、牛タルタルステーキ、フォアグラ、山羊チーズ 
8)フランス・ボルドーのCharentesデザートワイン(アルコール17度)
9)ベルギー・ブリュッセルのバケツ一杯の茹でムール貝とビール、地元常連ご用達立ち飲みシーフード・
バー


10)クロアチアの計り売りワイン

11)アルバニアの鱒のホイル焼きや焼き鳥に地ビール


13)マケドニアの赤ワイン(安くて、レベルが高い。国内消費は少なく、主にヨーロッパに輸出されて
いるそうだ。ローマ人の末裔みたいな顔立ちの人が多い)

14)トルコの家庭料理(豆煮込み、ピクルス)、シシカバブ、ナッツ類、メロン、魚(鯖、はたはたに
似た魚)料理



*ヨーロッパとアジアの分岐点トルコから、トイレが(左)手動水洗トイレに変わる。

15)イランのシシカバブ、羊の頭煮込みスープ、ざくろジュース、ピスタチオ(生、乾燥)、干しブドウ



16)インドのパパッド(レンズ豆の煎餅、素焼きとフライの2種類の料理法があるが素焼きが旨い。
ビールのつまみにピッタリ)

17)ネパールのモモ(チベット餃子)、ダルバート(お代わり有りの定食セット)、バッファロー、
トゥンバ(粟、ひえ類の種類の穀物を発酵させて作る酒)、ムスタンのアップルブランディー



Thanks for all roads, gravel, muddy and paved.
Thanks for all whether, wind, rain, fog, sunny and from 0 degree to high temperature.
Thanks for all people’s kindness, support and help.
Thanks for my motorcycle "Rocinante No.2"
(End)


資料

1.費用詳細
(1)予防接種
1)A型肝炎 @6470   3回(3回目は半年後)        19,410円           
2)B型肝炎 @4270   3回(3回目は半年後)        12,810円
3)破傷風  @2550   3回(3回目は半年後)       7,650円

以上 40,000円
(2)VISA
ロシア@29,000、インド@12,000、イラン、パキスタン、ネパール約120USD
29,000+12,000+13,000=54,000                54,000円

(3)登録証書
バイクの国際車検証的なもの。陸運局で取得。            無料  

(4)国際免許 
免許センターで取得できる。                   2,600円 

(5)カルネ、Jマーク、国際ネンバープレート、クレーム処理預り金他 
5枚綴り15,000円、国際ナンバー・Jマーク3,620円、カルネ保険30,220 
クレーム預り金30,000円(帰国時返却なのでカウントしない)
約 50,000円

(6)交通費
1)ウラジオストック行きDBSフェリー費用
バイク500CC以上 運賃                    760USD
ハンドリング料金                     12,000円
旅客2等運賃                       28,000円  
以上  115,000円

2)3ヵ月後ドイツ・フランクフルトから一時帰国時飛行機便(往復)
ANAマイレージ利用 60,000マイル  税・燃油料        56,000円

3)バイク輸送費(ネパールから日本へ空輸)         約280,000円

(7)バイク保険、現地ビザ取得、ロシア通関費用等
VISAカード付帯の保険は、車両及び携行品の自損及び他損の賠償責任は含まれないので現地で自賠責
保険に相当するグリーンカードを購入。
約 60,000円

(8)海外旅行傷害保険
1)旅行期間の3ヶ月間はスーパーフライヤーズANAゴールドカードVISAカード付帯の保険を適用。
傷害補償150万円。
2)及び、損保ジャパンの海外旅行傷害保険OFFの傷害・疾病治療費用500万円に別途追加加入し、
補完。3ヶ月単位で、2セッション分 計2回加入。
17,830円×2回=35,660円
傷害補償金額は合計で650万円とした。

35,660円

(9)バイクメンテナンス費
1)クラスノヤルスク5000km、サンクトペテルブルグ5000km、ムルタン10000kmでオイル交換 30,000円
2)3ヶ月経過一時帰国時に(12,000km+8,000km、20,000km)フランクフルトでメジャーメンテナンス
実施。160,000円
約 190,000円    

(1)~(9)小計 863,360円
(10)滞在費
ガソリン代、宿泊費、食費、雑費込み @5,000円/日
@5,000円/日×3ヶ月×30日/月×2セッション=900,000       約1,100,000円
滞在費予備(観光費等)200,000をプラスして1,100,000とする。

(11)帰国費用 ネパールからの帰国費用50,000円           約 50,000円

(12)雑費                             約 156,640円

(1)~(12)合計 2,200,000 円

(13)装備費
1)バイク BMW F650GS 800CC                 約800,000円 
2)バイク装備品、工具、携行予備部品              約250,000円
3)寝具他                           約 50,000円
4)スマートフォン、タブレット等通信機材            約100,000円
5)装具、衣類等装備品                     約100,000円 
以上 1,300,000円


総費用合計   3,500,000円


2.バイク航空貨物輸送詳細

(1)概要
モーターサイクル:2008年式BMW F650GS
荷姿:木枠梱包
実重量:404kg 体積質量(航空貨物運賃が決まる):501㎏
日時:2014年11月30日梱包・発送
ネパール輸送会社:Eagle Eyes Exports(Mr. Jeewan, Mobile 9851042663
e-mail: eagleeyes61@hotmail.com 9866 J.P.Road, Thamel Kathmandu, Tel 977-1-4262233,)
航空貨物会社:タイカーゴ
日本代理店:CKTS(関西空港国際貨物地区第1輸出貨物ビル2階 Tel 0724-56-5051)
発送地:ネパール カトマンズ トリブバン空港
到着地:日本 大阪関西空港
引取日:2014年12月4日
(本人は、中国東方航空、昆明経由便で12月2日カトマンズ発、3日関空着)

(2)費用
A.ネパール費用:
1)貨物輸送費:501kg×@301.7R=151151.7R
2)AWB FEE: 200R, XDC FEE: 8016R, DGR FEE: 9000R, H/C FEE: 22000R
1)+2)=190367.7R 以上タイカーゴ費用
3)木枠梱包大工費:12000R
4)Eagle Eyes Export費:10000R
以上小計212367.7R
5)VISA/MASTERカード支払手数料4%
(212367.7-前金40000=172367.7)×4%=6895R
合計:前金40000R+172367.7R+6995R=219362R(-値引き362R)=219000R
日本円換算268000円

B.関空費用:
1)カルネ所在地証明書交付印紙 400円
2)ターミナルサービスチャージ 5508円(CKTS支払)
3)上屋施設使用料(解体作業) 1616円(CKTS支払)
(木枠解体用工具はCKTSから借用できる)
4)廃材処理費用 (木枠等)  3770円(CKTS支払)
5)宅急便費(自宅宛)     3160円(CKTS支払)
計:14454円

総合計:268000円+14454円=282454円

(3)輸送・引取手順
1)午前10時、Eagle Eyes Exportの先導で、タメル地区のホテルからトリブバン空港貨物地区へ
向かう。
2)カルネとパスポートを業者に渡し、通関手続。並行して、バッテリープラス端子を外し、テーピング。
バイクを傾けてガソリンをビニールホース(業者が用意)で抜く(が、完全には抜けず2~3リットル
残っている)。
3)木枠架台にバイクを載せ、養生指導しながら大工の梱包作業を見守る。通関済みカルネとパス
ポートを受け取る。
4)午後2時頃には終わるが、業者は航空会社へ行き書類作成するので、タクシーでホテルに帰る。
5)輸送業者の事務所へ行き、カードで清算。日本の税関とCKTSへ電話し、通関・引取り旨確認予約。

以下、日本側。
6)引取日午前9時に、CKTS事務所へ向かい①AIRWAY BILLと②DELIVERY ORDERを受け取り、歩いて
合同庁舎2階にある税関に向かい通関手続き。
7)上記2書類と、カルネ、境港税関で通関した許可印押印済みの自動車一時輸出入申告書、パスポート
を提出。同時に自動車一時輸出入申告書(税関様式C第5014号)を2通作成(印鑑必要)する。
カルネの最終ページにある所在地証明作成を依頼する。
8)歩いて、CKTS上屋(倉庫)に向かい、工具を借り受け税関職員が来るのをCKTSと待つ。
9)税関職員の指示で、木枠を解体しながら中身を見せ簡単な質問に答える。車体番号の確認が
メインで細かく詮索はしない。
10)提出した自動車一時輸出入申告書の許可印をもって引取り可能となるので、1部を受け取りコピ
ーをCKTSに渡す。自分1人で解体し、バッテリー端子を繋ぎ直す。バランスを取りながら固定ロープを
外し、エンジンをかけ木枠から出す。タイヤにエアを入れ直し、外した部品(ウインドシールド、
バックミラー)を付け直す。自宅に送る宅急便荷物を仕分けしながらバイク出発準備を整える。
11)廃材処理はCKTSに有償依頼するのだが、木枠の検疫を受けなければいけないことが判明。同じ
合同庁舎1階にある検疫事務所へ行き検疫申請書を作成・提出。
12)間もなく検疫官が来て梱包材を検疫検査。合格証を受け取りCKTSへ渡す。この間に所在地証明
されたカルネを税関で受け取る。午後3時にはCKTSとの清算を完了し、晴れて日本国内を自走
可能に。
13)貨物地区内のガソリンスタンドで給油し、目的地に向け出発(^0^;
以上
(3 Jan. 2015)